辛い目の疲れ、中々取れない肩や首のコリ、そんな悩みを抱えている方向けに。
眼精疲労になるとどんな症状や現象が起きるのか?
自分で出来る対象ってある?
そんな眼精疲労についてのお悩みを少しでも解消できる方法などをご紹介していきます。
是非最後までご覧ください。
眼精疲労とは?

目の疲れには眼精疲労の他に「疲れ目」というものがあるのはご存知ですか?
疲れ目を知っているという人でも、眼精疲労と疲れ目は一緒という認識をされている人も
多いのではないでしょうか?
実は、この疲れ目と眼精疲労、医学的には全くの別物として扱われています。
そんな疲れ目と眼精疲労がどう違うのか?その違いについてまずはご紹介していきます。
疲れ目
疲れ目は、ごくごく普通の目の疲れ、一般的な目の疲れのことを言います。
こうした目の疲れは、少しの休憩や睡眠などで自然と回復し、身体への影響はほぼないとされています。
眼精疲労
眼精疲労は、視力の低下や目に痛みを感じたり充血をしたり、時には肩や首がこるなどといった症状が現れます。
疲れ目と比べると身体への影響がある症状が出ることが多いのが眼精疲労の特徴です。
目に疲れを感じさせる作業をしているのにも関わらず、目の疲れは感じていないけど目以外の身体へ何かしらの不調を感じたら眼精疲労を疑っても良いかもしれませんね。
眼精疲労の主な原因
眼精疲労になりやすい人やその人の環境についてお話します。
近年、最も眼精疲労になりやすい原因として考えられるのが、パソコンやスマホの画面の見過ぎです。
インターネット環境が当たり前になり、様々な多機能スマホの普及によりスマホをずっと見ている、スマホゲームを長時間している人が増えています。
また、コロナ過でテレワークが普及したことで、パソコンを使った自宅での仕事が増えた人も増えました。
リモートワークもずっとパソコン画面越しですよね。
この様に、眼精疲労になりやすい環境が、年々私たちの生活の一部へと自然となってきてしまっているのが実情としてあります。
パソコンやスマホの画面をずっと見続けていると、眼球を動かす筋肉や、ピントを合わせる機能である「水晶体」の厚さを調整している筋肉に疲労が蓄積します。
こうした目の筋肉の疲労の蓄積が眼精疲労の原因に繋がってしまいます。
目の筋肉の疲労は、一点をずっと見ていたり近くの物を長時間凝視していたりと、目の使い過ぎによって蓄積されていきます。
その他、眼精疲労の原因として「ストレス」も考えられるとされています。
ストレスが溜まってしまうと自律神経が乱れてしまい、筋肉の緊張(筋肉が固まる)を引き起こしてしまいます。
自律神経の乱れで目の筋肉が固まってしまえば、先述している通り、目の疲れ・眼精疲労を引き起こしてしまう可能性があります。
ストレスはこの他にも、血流が悪くなったり不眠症になったりと、様々な悪影響を及ぼしてしまう可能性がありますので気を付けてください。
眼精疲労で起こる主な現象・症状
眼精疲労になるとどんな現象や症状が起きてしまうのかをご紹介していきましょう。
眼精疲労で主に感じやすい目の症状として起こる現象は、「目や瞼が重く感じる」「目がかすみ景色がぼやけて見える」などが挙げられます。
また、身体への症状は、「肩や首のこり」「頭痛」「倦怠感」などが挙げられます。
目に対する症状・現象を見れば眼精疲労として納得できるものも多いです。
しかし、眼精疲労という言葉だけでは想像できない、肩や首のこりや頭痛といった、身体への異変も起きるということが眼精疲労の怖い所です。
こうした目以外の所に影響を及ぼす理由は、目の周りの筋肉が固まってしまっているからです。
目の周りの筋肉は肩や首に通じている部分があります。
この様に、目の周りの筋肉が固まってしまうと、そのまま肩や首の筋肉も固まってしまいこりを引き起こしてしまうのです。
肩こりが酷くなると頭痛の原因にもなってしまいますので注意が必要です。
眼精疲労や肩・首のこりへの対策や解消法
ここからは、これまでご紹介してきました、眼精疲労・眼精疲労による肩や首のこりに対しての解消法をご紹介していきます。
できる限り自分の体一つで場所も選ばず、時間やお金をかけずに出来る方法をご紹介していこうと思いますので是非お試しください。
眼精疲労に効果が期待できる対策・解消方法

① 休憩
これまで、眼精疲労は目の疲労、目の筋肉が固まってしまうことで起きてしまうとお話してきました。
それを踏まえて、まず簡単にできることは「目に休憩」を取ってあげることです。
当たり前の様なことではありますが、仕事や作業、ゲームなどで夢中になっているとついついそんな休憩も忘れがちになってしまいます。
そうならない為に、例えば、一時間に1回、10分程度の休憩は取ろうなどの決まり事を作っておくと良いかもしれません。
また、休憩中はなるべく目を使わないように、目を瞑りアイマスクなどの使用をするとより効果的に目を休めてあげられます。
② 睡眠
しっかりと睡眠を取ることは眼精疲労にならない為の予防になります。
質の良い睡眠を取る為にも、睡眠の妨げになってしまう大きな原因の1つ、「寝る前にスマホをいじる」行為には注意が必要です。
寝る前についついスマホを見ることが癖になってしまっている人は、少しずつで良いのでその時間を減らしてみましょう。
寝る前にスマホ画面を見ていると、ブルーライトのせいで脳が活性化されてしまい寝付きが悪くなってしまう恐れがあります。
睡眠中は体もリラックス状態になるので目の筋肉などの緊張が和らぐので、体の疲れを取る為に、睡眠はとても大事なことです。
睡眠不足が続いてしまうとその分だけ疲れが蓄積されてしまいますので、できれば1日6~7時間程度の睡眠を目安にして下さい。
③ 運動
目の筋肉を和らげ、ほぐすことで目がリラックスする効果が期待できます。
目の運動のやり方はとても簡単で、「目を大きく開き、眼球を上下左右、円を描くように動かす」だけです。
この動きを右回り・左回り2回ずつ程度行うだけでも筋肉をほぐす効果としては大きいので、休憩時間などで行うと良いです。
眼球を動かす時は「ゆっくり」と動かして下さい。
あまりにも早く動かしたり激しく動かしたりすると逆効果になってしまう恐れがあります!!
④ マッサージ
人間の体には様々なツボがあります。
そんなツボには、目の疲れや肩・首のこり、頭痛に効くツボも沢山あります。
特に、これら全てに効くツボが「首の付け根」にあると言われています。
そのツボは「風池(ふうち)」というツボになります。
首の後ろ部分にある左右のスジを指で頭に向かってなぞり、髪の生え際あたりにあるくぼみが風池です。
首と後頭部の間、首の付け根付近にあると思いながら上記の様になぞっていくと直ぐにわかるかと思います。
風池は眼精疲労に効く以外にも、肩や首のこり、頭痛を解消する効果としても期待できるツボです。
両手の親指や片手の親指と人差し指などで簡単に指圧できます。
お仕事の休憩中やお風呂など、ちょっとした時間にできます。
Face of AZusacureのリリースケアの中でも風池は必ずケアをしていきます。
眼精疲労への対策・解消法まとめ
眼精疲労を引き起こさない為には、なんといっても「目を疲れさせない」ということです。
日常生活において目を使わないという事は無理なことだと思いますので、まずは適度な休憩を取ることを意識して下さい。
そして、寝る前には極力目を動かす動作は控えて、直ぐに眠れる態勢になりましょう。
直ぐに寝れなかったとしても目を瞑るだけでも目を休められます。
少しでも目が疲れているなぁと感じたら、是非、今回ご紹介してきたことを試してみてくださいね。